別居母の成長記録~子ども連れ去りから離婚までの実況中~

こどもたちとはぐれて暮らす別居親になってもうすぐ3年。ヨガに出会ってできごとの意味を知り、生きる氣力を取り戻しました。大切な人との別離を通して学んだことをまとめています。

怒りを手放して見えるもの

こどもと離れてから私は

毎日まいにち、夫のこと、義両親のこと、夫を助ける人たちのことを

恨んで、呪い殺してしまうのではというほどでした。

自分や状況に対しても嫌悪感がいっぱいで

新築して3年もたたない新居の、吹き抜けた階段を見上げては

そこでぶら下がる自分を想像する毎日。

 

大好きな大切なこどもたちと離れて独りぼっちになり、

それまで家族のためにご飯を作り家を守り仕事をしてきた

行動の理由がなくなってしまった。

まさか自分がそんなことになるとは思ってもなかった。

生きてなくていいじゃん。いる意味ないじゃん。

思うたびに心がぐりぐりと締め付けられるような痛みを感じて

痛くてたまらないのにそのことを考えて、怒りにふるえ、また自分の心を痛めた。

本当に死んでしまうことばかり考えてた。

相手やその家族が不幸になればいいとばかり思っていた。

・・・

今その感情はふわりと手放すことができた。

むしろ相手が幸せになることを願える。

先生に言われた「それは慈悲」という言葉を探って学ぶうち

自分の本当の望みが叶えられていった。

どんどん、こどもたちと会えるようになり、

友人や家族、大嫌いだった自分のことも大切にできるようになった。

なんで慈悲なのかがわかるようになって

こどもたちや夫たちの幸せを願えるようになった。

二年かかったけど…それでも諦めず生きてきた。

 

相手を呪い殺してしまいたい気持ちで生きていた時には

見えなかった世界が見える。

心からの幸せを感じるし、自分を大切にしていこうと思う。

すっかり生きやすくなって軽やかに過ごしている。

しかも望みも叶えられている。

怒りに囚われて相手を恨む気持ちを持っていい。

でもその気持ちから抜け出したくありませんか?

かならず手放すことができます。

生きる意味はあるんです。

 

Radhe Radhe